Postdoc Salary in Japan & Global Comparison
日本のポスドク給与(給料)と海外9か国の公開給与スケールを、購買力平価(PPP)換算 USD で比較。 JSPS・NIH・UKRI・SNF などの公開資料に基づく2022年度スナップショットです。
公開給与スケールの中間値(USD PPP · 2022)
各国の公開給与スケールの中間値。PPP換算はWorld Bank ICP 2022。 ホバーで詳細ソースを表示。
Postdoc salary by country
チャートと同じ2022年データをHTML表でも掲載しています。PPP額は国別の公開スケール中間値で、個別求人の提示額ではありません。
| Country | USD PPP | Nominal USD | Public-scale basis |
|---|---|---|---|
| Switzerland | $74,000 | $94,000 | SNF stipend CHF 75k–95k; ETH/EPFL scale CHF 80k–100k |
| Australia | $64,000 | $68,000 | ARC / Go8 universities Level A AUD 90k–100k |
| United States | $54,000 | $54,000 | NIH NRSA minimum $54,835; NSF SDR median |
| Germany | $52,000 | $56,700 | TV-L E13 100% Stufe 1 (East/West avg) gross |
| Netherlands | $48,000 | $46,400 | CAO-NU P-scale step 0 ~€42k–47k |
| Canada | $46,000 | $45,000 | NSERC/CIHR fellowship CAD $45k base |
| Sweden | $46,000 | $43,000 | SULF recommended SEK 40k–50k/month |
| United Kingdom | $42,000 | $40,700 | UKRI standard scale £31k–£35k |
| France | $36,000 | $30,600 | CNRS/INRAE postdoc contract scale ~€29k |
| Japan | $28,400 | $28,600 | JSPS PD ¥3.6M base + institutional avg ¥200k supplement |
Postdoc salary questions
Are postdocs paid? この比較に含めた制度では、ポスドクは給与またはフェローシップの研究奨励金として支給を受ける。 受給形態、税、福利厚生、契約期間は国・機関ごとに異なるため、採用条件は必ず出典で確認してほしい。
Which country is highest in this snapshot? 10か国の2022年スナップショットではスイスが最も高い公開スケール($74k USD PPP)だが、 これは世界全体のランキングや個別求人の給与を意味しない。
What is the JSPS postdoc salary? 日本欄は JSPS 特別研究員PDの基準額を比較の一例として使用している。制度額は年度で変わりうるため、 応募時は JSPS の公式募集要項を確認すること。
編集部論評
この給与格差は単なる数字の問題ではない。スイスのポスドクは購買力ベースで 日本のポスドクの2.6倍を稼ぐ。これは格差の話であると同時に、人材配置の シグナルでもある。
選択肢がある研究者は日本を離れるか、研究を離れる。 0〜2年時点で70%がポスドクとして留まるのは、自らのスキルを市場が 組織的に過少評価するなかでのことだ。
GX実装はその能力を必要としている。気候変動の文脈で直接研究していなくとも、 証拠の重み付け・不確実性の構造化・技術的主張の検証——これらは全て 博士訓練の産物だ。なぜ接続されていないのか。 この給与データが問いかけている。
Data boundary
本ページは公開資料に基づく2022年のスナップショットで、分野別の給与比較や自動更新は提供していません。 最新の制度額、税、福利厚生、契約条件は必ず各出典と雇用機関に確認してください。
Data sources
数値は2022年公開フェローシップ規程・労働協約の中間値(概算)。PPP係数はWorld Bank ICP 2022ラウンド。比較は参考値であり、制度補足・福利厚生・税制は国ごとに大きく異なる。個別の給与交渉には使用しないこと。